30.2009
GyaO(ギャオ)で
Posted by あざの耕平
ちょっとお知らせ。
6月3日(水)から、動画配信サービスのGyaO(ギャオ)さんの方で、『BBB』のアニメが配信されるみたいです。
うーん、全然知らなかった(笑)
アニメのDVDは以前こちらでも紹介させてもらいましたが、興味のある方はご覧になってみて下さい~。
※空さん、情報ありがとうございました!
にしても、自分の作品がアニメになって知らないところで色んな人に観られてるなんて、考えてみると不思議なもんですね。
そういえば、昨日の日記では書けませんでしたが、ちょっと前にこんなコメントも頂きました。
> 耕平あざのさん! わたしはカナダ人です。耕平さんの本がすきです!でも、私の日本語はよくないです。日本の本を読むことができません。あざのさんの本はイギリスにをきますか??私は、あざのさんの本を読みみたい!
なんと海外の方からの書き込み。ありがとうございます! この方もやっぱりアニメを観て下さったのでしょうかね?(『BBB』のアニメはアメリカなどでも放映されているので、英語吹き替え版が存在するのです。余談ですが、英語版はDVD-BOXもあって、しかもかなりクールです!)
『BBB』の小説の方は、韓国、台湾では翻訳されているのですが、残念ながら英語訳版はまだありません。申し訳ないですが、現時点では頑張って日本語版を読んでいただくしかありません。ごめんなさい。
いつか英語版も出版してもらえるよう、私も願っています。
6月3日(水)から、動画配信サービスのGyaO(ギャオ)さんの方で、『BBB』のアニメが配信されるみたいです。
うーん、全然知らなかった(笑)
アニメのDVDは以前こちらでも紹介させてもらいましたが、興味のある方はご覧になってみて下さい~。
※空さん、情報ありがとうございました!
にしても、自分の作品がアニメになって知らないところで色んな人に観られてるなんて、考えてみると不思議なもんですね。
そういえば、昨日の日記では書けませんでしたが、ちょっと前にこんなコメントも頂きました。
> 耕平あざのさん! わたしはカナダ人です。耕平さんの本がすきです!でも、私の日本語はよくないです。日本の本を読むことができません。あざのさんの本はイギリスにをきますか??私は、あざのさんの本を読みみたい!
なんと海外の方からの書き込み。ありがとうございます! この方もやっぱりアニメを観て下さったのでしょうかね?(『BBB』のアニメはアメリカなどでも放映されているので、英語吹き替え版が存在するのです。余談ですが、英語版はDVD-BOXもあって、しかもかなりクールです!)
『BBB』の小説の方は、韓国、台湾では翻訳されているのですが、残念ながら英語訳版はまだありません。申し訳ないですが、現時点では頑張って日本語版を読んでいただくしかありません。ごめんなさい。
いつか英語版も出版してもらえるよう、私も願っています。
29.2009
コメント・拍手のお礼
Posted by あざの耕平
こんにちは、あざの耕平です。
ここ数日東京は天気が悪く、日比谷にビール飲みに行こうと楽しみにしていたのに一向に行けずに池袋で腐っています。しかも今月はもうずっと曇りとか雨なんですって? いよいよとなれば雨天決行しか……!?(諦める気はない模様)
ともあれ、『BBB』の最終巻が発売されてから、まだまだ連日コメントや拍手を頂いております。ありがたいことです。
そんな訳で、今回は頂いたコメントや拍手へのお礼を。
といっても、個別にレスを返すことは難しいので、コメント頂いた皆さん全員に――
拍手で、またコメント欄に感想を寄せて下さった皆さん。
本当にありがとうございます。
頂いたコメントにはすべて目を通しています。感激すると共に、身が引き締まる思いです。
いやほんと、『BBB』は幸せな作品だったと再確認しています。
また、あとがきを読んでこちらのブログに来てくれた方々にもお礼を申し上げます。
新作の情報とかも書きたいのですが、なにぶんまだまだ企画に手を入れている段階です。
発表できるようになれば少しずつでもお知らせしたいと思ってますので、気長にお待ちいただければ幸いです。
あと、あとがきと言えば、最後にあれこれ書いた「その後」の箇条書きが思いの外反響が大きいようで――「あんな気になること書くなんてヒドイw!」といった趣旨のご意見もたくさん頂きました(笑)
済みません。白状しますとあのあとがきの「その後」は、シリーズを書き終えた達成感のまま、かなり率直に、思うことを思うまま書いた「その後」でして、あまり考えずにつらつら~とつい書いてしまったものなのです。
でも、『BBB』の物語が終わったあとも、あんな風にキャラクターたちの物語が続いていく……なんて思うと、ちょっと楽しくありません?
もちろん、あれはあくまで一例ですので、もっと他のストーリーがあってもいい訳です。
戦いを終えた彼ら、彼女らが、その後の世界をどう生きていくか。
よければ皆さんも、色々と想像して見て下さい。
同じく、
> なんとか、香港聖戦真っ只中の話を書いてもらえないでしょうか?
と言ったコメントも頂戴しました。
完結後も色々リクエストしてもらえるのなんて、書いてる側としては大変光栄です。
ですが、香港聖戦の方は、最初から十巻の「聖戦前夜――1997」で書いた話しか書く予定はなかったのです。それ以外のハイライトに関しては……本編や短編集の番外編などから読者の皆さんに想像していただければそれが一番良いかなと思っています。
まあ、ペンテウスに関しては、もう少し書きたかったかなあと思いますが。
ああいう暑苦しいキャラは、『BBB』では少ないですしねっ。
あと、こんなコメントも。
> BBBの全てのイラスト&設定資料集ほしいです♪ 最後の思い出に、是非作って下さいな!★
ありがとうございます。
とりあえずイラスト&設定資料集ということなら、先日紹介させてもらった、『ブラック・ブラッド・ブラザーズ・マニュアル』というのがあります。
画面左側のメニュー『カテゴリ』から、『BLACK BLOOD BROTHERS』を選んでもらえば詳細がわかるかと思います。
と言っても、すでにお持ちかもしれませんね。
まだ収録されていないイラスト集などに関しては、富士見書房にご要望を出して頂ければ、ひょっとすると実現することもあるかもしれません。
正直、私もすごく欲しいです!(笑)
それと、少し話が逸れますが、頂いたコメントの中に、
> 名前(男)×名前(男)
という、大変不穏な言葉が混じっていたコメントがありまして、いったい何事かと思ってみたらまた君か。
> 実は最近あざのさんと飲みに行く機会がありました。
> 手土産なんて持って行きませんでしたが、そこは寛大なことで有名なあざのさんのことです。笑って許して下さいました。
私は別に次の飲み会のときでもまったく構いませんぜ?(笑顔で)
いや、まあ、冗談ですけどね。またお酒飲みましょう。
ともあれ、最近この業界では一部ジェンダーが乱れているらしいですが、とりあえず私は男です。よろしくお願いします――というのも考えてみれば妙な話ですが(笑)、よろしくお願いします。
……いやまて。女ですって言った方が、「名前×名前」の標的にはならなくなるのかな?(笑)
> Dクラの名シーンの紹介もしてくださいませんか~。
> BBBの紹介の一言がとても好きです。
> 出来ましたらば、引き続き、短編集の紹介もお願い致します。
やあやあ、ありがとうございます。頑張って宣伝した甲斐があります。
といっても、ひとつは富士見の営業さんの書き込みでしたが!(お仕事ご苦労さまです! 笑)
ちょうど『BBB』も終わってしばらく新刊を紹介することもないですし、これからは日記や雑談、近況報告なんかを交えつつ、既刊の紹介も行って行きたいと思います。
作品紹介の欄が、まだ(0)のままなのもなんですしね。
それでは今回はこの辺で。
ここ数日東京は天気が悪く、日比谷にビール飲みに行こうと楽しみにしていたのに一向に行けずに池袋で腐っています。しかも今月はもうずっと曇りとか雨なんですって? いよいよとなれば雨天決行しか……!?(諦める気はない模様)
ともあれ、『BBB』の最終巻が発売されてから、まだまだ連日コメントや拍手を頂いております。ありがたいことです。
そんな訳で、今回は頂いたコメントや拍手へのお礼を。
といっても、個別にレスを返すことは難しいので、コメント頂いた皆さん全員に――
拍手で、またコメント欄に感想を寄せて下さった皆さん。
本当にありがとうございます。
頂いたコメントにはすべて目を通しています。感激すると共に、身が引き締まる思いです。
いやほんと、『BBB』は幸せな作品だったと再確認しています。
また、あとがきを読んでこちらのブログに来てくれた方々にもお礼を申し上げます。
新作の情報とかも書きたいのですが、なにぶんまだまだ企画に手を入れている段階です。
発表できるようになれば少しずつでもお知らせしたいと思ってますので、気長にお待ちいただければ幸いです。
あと、あとがきと言えば、最後にあれこれ書いた「その後」の箇条書きが思いの外反響が大きいようで――「あんな気になること書くなんてヒドイw!」といった趣旨のご意見もたくさん頂きました(笑)
済みません。白状しますとあのあとがきの「その後」は、シリーズを書き終えた達成感のまま、かなり率直に、思うことを思うまま書いた「その後」でして、あまり考えずにつらつら~とつい書いてしまったものなのです。
でも、『BBB』の物語が終わったあとも、あんな風にキャラクターたちの物語が続いていく……なんて思うと、ちょっと楽しくありません?
もちろん、あれはあくまで一例ですので、もっと他のストーリーがあってもいい訳です。
戦いを終えた彼ら、彼女らが、その後の世界をどう生きていくか。
よければ皆さんも、色々と想像して見て下さい。
同じく、
> なんとか、香港聖戦真っ只中の話を書いてもらえないでしょうか?
と言ったコメントも頂戴しました。
完結後も色々リクエストしてもらえるのなんて、書いてる側としては大変光栄です。
ですが、香港聖戦の方は、最初から十巻の「聖戦前夜――1997」で書いた話しか書く予定はなかったのです。それ以外のハイライトに関しては……本編や短編集の番外編などから読者の皆さんに想像していただければそれが一番良いかなと思っています。
まあ、ペンテウスに関しては、もう少し書きたかったかなあと思いますが。
ああいう暑苦しいキャラは、『BBB』では少ないですしねっ。
あと、こんなコメントも。
> BBBの全てのイラスト&設定資料集ほしいです♪ 最後の思い出に、是非作って下さいな!★
ありがとうございます。
とりあえずイラスト&設定資料集ということなら、先日紹介させてもらった、『ブラック・ブラッド・ブラザーズ・マニュアル』というのがあります。
画面左側のメニュー『カテゴリ』から、『BLACK BLOOD BROTHERS』を選んでもらえば詳細がわかるかと思います。
と言っても、すでにお持ちかもしれませんね。
まだ収録されていないイラスト集などに関しては、富士見書房にご要望を出して頂ければ、ひょっとすると実現することもあるかもしれません。
正直、私もすごく欲しいです!(笑)
それと、少し話が逸れますが、頂いたコメントの中に、
> 名前(男)×名前(男)
という、大変不穏な言葉が混じっていたコメントがありまして、いったい何事かと思ってみたらまた君か。
> 実は最近あざのさんと飲みに行く機会がありました。
> 手土産なんて持って行きませんでしたが、そこは寛大なことで有名なあざのさんのことです。笑って許して下さいました。
私は別に次の飲み会のときでもまったく構いませんぜ?(笑顔で)
いや、まあ、冗談ですけどね。またお酒飲みましょう。
ともあれ、最近この業界では一部ジェンダーが乱れているらしいですが、とりあえず私は男です。よろしくお願いします――というのも考えてみれば妙な話ですが(笑)、よろしくお願いします。
……いやまて。女ですって言った方が、「名前×名前」の標的にはならなくなるのかな?(笑)
> Dクラの名シーンの紹介もしてくださいませんか~。
> BBBの紹介の一言がとても好きです。
> 出来ましたらば、引き続き、短編集の紹介もお願い致します。
やあやあ、ありがとうございます。頑張って宣伝した甲斐があります。
といっても、ひとつは富士見の営業さんの書き込みでしたが!(お仕事ご苦労さまです! 笑)
ちょうど『BBB』も終わってしばらく新刊を紹介することもないですし、これからは日記や雑談、近況報告なんかを交えつつ、既刊の紹介も行って行きたいと思います。
作品紹介の欄が、まだ(0)のままなのもなんですしね。
それでは今回はこの辺で。
25.2009
リンク追加です
Posted by あざの耕平
こんにちは、あざの耕平です。
毎日更新してたので、二、三日書かないだけで、ずいぶんサボってたような気が!?
……とか言いつつ、すぐ慣れちゃいそうですけど。
ともあれ、拍手・コメントを下さった皆さん、ありがとうございました。
前述の通りなかなか個別にレスすることは難しいですが、頂いた感想・ご意見は、残らず見させてもらっています。こんなにも作品を楽しんで頂いて、作者冥利に尽きます。本当にありがとうございます。
宣伝日記のコメント欄はこの後も開放しておきますので、いま当ブログをご覧になった方も、記念に書き込んでいって下さいませ。
そして今日のブログは、リンク追加のお知らせです。
○新井輝先生
ARAITERU.COM: http://araiteru.com/
○長野聖樹先生
L.F.H.T. miscellaneous notes http://lfhtnet.sblo.jp/
○ひびき遊先生
ひびき遊の日々杞憂 http://hibikiyu.blog113.fc2.com/
皆さんいつもお世話になっている方々です。許可を頂きましたので、リンクを張らせて頂きます。
――ていうか、許可もらったのだいぶ前だった気が!
済みません。自作の宣伝にかまけてました~。
毎日更新してたので、二、三日書かないだけで、ずいぶんサボってたような気が!?
……とか言いつつ、すぐ慣れちゃいそうですけど。
ともあれ、拍手・コメントを下さった皆さん、ありがとうございました。
前述の通りなかなか個別にレスすることは難しいですが、頂いた感想・ご意見は、残らず見させてもらっています。こんなにも作品を楽しんで頂いて、作者冥利に尽きます。本当にありがとうございます。
宣伝日記のコメント欄はこの後も開放しておきますので、いま当ブログをご覧になった方も、記念に書き込んでいって下さいませ。
そして今日のブログは、リンク追加のお知らせです。
○新井輝先生
ARAITERU.COM: http://araiteru.com/
○長野聖樹先生
L.F.H.T. miscellaneous notes http://lfhtnet.sblo.jp/
○ひびき遊先生
ひびき遊の日々杞憂 http://hibikiyu.blog113.fc2.com/
皆さんいつもお世話になっている方々です。許可を頂きましたので、リンクを張らせて頂きます。
――ていうか、許可もらったのだいぶ前だった気が!
済みません。自作の宣伝にかまけてました~。
20.2009
「ありがとう」
いまから六年前の夏でした。
『BBB』の企画を最初に編集さん――当時担当だったBDK氏に話したのは、最終巻の特区同様、桜が盛りの季節。ソメイヨシノがほぼ満開になった靖国神社の、花見客相手に作られた、焼き鳥の屋台の席でした。
日没間際の宵の口。周りは花見客でごった返しています。
そんな、ライトアップされた桜の枝の下、ベニヤ板を横にしたテーブルとパイプ椅子の席に着き、生ビールをなみなみと注いだプラスチック容器のカップを片手に、次は吸血鬼物が書きたいのですよ、と熱弁を振るったのを覚えています。
そんなシリーズも、ついに完結。
最終巻『BLACK BLOOD BROTHERS 11 賢者転生』からは、このひと言。
「ありがとう」
ここまでお付き合い下さった皆さま。
本当にありがとうございました。
――そんな訳で、十一巻、本日発売です!
どうぞ、よろしくお願いします!
※最後もコメント欄開放していきます。
ネタバレOKですので、ぜひ想いの丈を書き込んでいって下さいませ!
未読の方は、ご注意を!!
『BBB』の企画を最初に編集さん――当時担当だったBDK氏に話したのは、最終巻の特区同様、桜が盛りの季節。ソメイヨシノがほぼ満開になった靖国神社の、花見客相手に作られた、焼き鳥の屋台の席でした。
日没間際の宵の口。周りは花見客でごった返しています。
そんな、ライトアップされた桜の枝の下、ベニヤ板を横にしたテーブルとパイプ椅子の席に着き、生ビールをなみなみと注いだプラスチック容器のカップを片手に、次は吸血鬼物が書きたいのですよ、と熱弁を振るったのを覚えています。
そんなシリーズも、ついに完結。
最終巻『BLACK BLOOD BROTHERS 11 賢者転生』からは、このひと言。
「ありがとう」
ここまでお付き合い下さった皆さま。
本当にありがとうございました。
――そんな訳で、十一巻、本日発売です!
どうぞ、よろしくお願いします!
![]() | BLACK BLOOD BROTHERS11 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 賢者転生― (2009/05/20) あざの 耕平 商品詳細を見る |
※最後もコメント欄開放していきます。
ネタバレOKですので、ぜひ想いの丈を書き込んでいって下さいませ!
未読の方は、ご注意を!!
19.2009
「だから、あなたも来て下さい」
いよいよ発売日前日です!
巷では、すでに早売り等で読まれた方もいらっしゃるみたいですね。拍手で感想を下さった皆さん、ありがとうございました! 感激です!
他にも、もう最終巻を読まれた皆さん。せめて発売日まではネタバレは避けたいので、最終巻の感想等は、コメント欄ではなく、拍手の方でよろしくお願いします。もしくは、明日もコメント欄は開放しますのでそちらの方で!
そして今日は、そんな最終巻――クライマックスの直前となると、第十巻。
『BLACK BLOOD BROTHERS 10 銀刀出陣』よりの名台詞。
「だから、あなたも来て下さい」
帯の台詞(「我ら『賢者イヴ』の血族は~」)もこの巻の決め台詞ですが、それに並ぶ重要な台詞です。
というか、シリーズ十巻まで名台詞を紹介して来ましたが、初めてジローの台詞が登場。ちょっとそれどうなの主人公(笑)。でも平気です。最終刊では、彼もばっちり活躍してますので、未読の方はご期待下さい!!
そして、十巻で特にもうひとつご紹介したいのが、ラストシーンに描かれた草河遊也さんの見開きイラストです。
場合によるのですが、通常私はイラストの指定(どのシーンをイラストにしてほしい等)はしないことにしています。ただ、今回のこのイラストだけは例外でした。
あとがきでも書きましたが、十巻のラストシーンでは、かつて交わされたジローとカーサの台詞をばっさりとカットさせて頂きました。その代わり、ラストに見開きで、バーに独り訪れたカーサのイラストを描いてもらえないかと、編集さんを通してお願いしたのでした。
その結果草河さんが上げてくれたのが、あのラストのイラストなのです。
ただ……お気づきの方、いらっしゃいます? あのイラスト、カーサの隣の椅子に、ぼんやりと白い影があるんですよね。
そこにいるべき人がいない。かつてそこにいた人は、もう失われている。
気づいたときは、ほんと鳥肌が立ちました。
本当に、草河さんにイラストを担当してもらえたのは、『BBB』にとって幸せなことだったと思います。
※ネタバレがあるため、本編を未読の方は、コメント欄は見ないようにお願いします!
巷では、すでに早売り等で読まれた方もいらっしゃるみたいですね。拍手で感想を下さった皆さん、ありがとうございました! 感激です!
他にも、もう最終巻を読まれた皆さん。せめて発売日まではネタバレは避けたいので、最終巻の感想等は、コメント欄ではなく、拍手の方でよろしくお願いします。もしくは、明日もコメント欄は開放しますのでそちらの方で!
そして今日は、そんな最終巻――クライマックスの直前となると、第十巻。
『BLACK BLOOD BROTHERS 10 銀刀出陣』よりの名台詞。
「だから、あなたも来て下さい」
帯の台詞(「我ら『賢者イヴ』の血族は~」)もこの巻の決め台詞ですが、それに並ぶ重要な台詞です。
というか、シリーズ十巻まで名台詞を紹介して来ましたが、初めてジローの台詞が登場。ちょっとそれどうなの主人公(笑)。でも平気です。最終刊では、彼もばっちり活躍してますので、未読の方はご期待下さい!!
そして、十巻で特にもうひとつご紹介したいのが、ラストシーンに描かれた草河遊也さんの見開きイラストです。
場合によるのですが、通常私はイラストの指定(どのシーンをイラストにしてほしい等)はしないことにしています。ただ、今回のこのイラストだけは例外でした。
あとがきでも書きましたが、十巻のラストシーンでは、かつて交わされたジローとカーサの台詞をばっさりとカットさせて頂きました。その代わり、ラストに見開きで、バーに独り訪れたカーサのイラストを描いてもらえないかと、編集さんを通してお願いしたのでした。
その結果草河さんが上げてくれたのが、あのラストのイラストなのです。
ただ……お気づきの方、いらっしゃいます? あのイラスト、カーサの隣の椅子に、ぼんやりと白い影があるんですよね。
そこにいるべき人がいない。かつてそこにいた人は、もう失われている。
気づいたときは、ほんと鳥肌が立ちました。
本当に、草河さんにイラストを担当してもらえたのは、『BBB』にとって幸せなことだったと思います。
![]() | BLACK BLOOD BROTHERS10 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 銀刀出陣― (富士見ファンタジア文庫) (2009/04/20) あざの 耕平 商品詳細を見る |
※ネタバレがあるため、本編を未読の方は、コメント欄は見ないようにお願いします!