28.2009
拍手レス
Posted by あざの耕平
こんばんはでなく珍しくこんにちは、あざの耕平です。
『神曲演界ポリフォニカ ダン・サリエルとイドラの魔術師』と『BLACK BLOOD BROTHERS 10 銀刀出陣』が発売されて十日たちましたが、拍手のコメントでたくさんの感想や応援、購入報告などを頂いております。ありがとうございます。
そんな訳で、今回は拍手コメントのお礼のレスです。
> 面白いっす!ファンっす!
> 買いました&読みました!
> さっそく今日買いましたよ!
> 終始ドキドキしっぱなしでした。
> BBBもサリエルも読みましたよ!
> 最終巻、心より楽しみにしております。
> こんなに次の1か月を長く感じることは、当分ないでしょう。
> 大好きですばかやろう(´;ω;`)
and more
ありがとうございます!
ほんとはどなたももっと長いコメントを頂いてるのですが、ごく一部のみ抜粋させて頂きました。感想&応援等、コメントして頂いた皆さん、ありがとうございました。
また、『BBB』に関しては、こんなコメントも多く頂戴しました。
> 次巻が待ち遠しい一方で、次で終わりかと思うとやっぱり切ないですね。
> BBBはこれまで呼んできたライトノベルでもっとも興奮した作品だと思っています。作品が終わる事は非常に残念です
> 次の巻で終わりなんて辛すぎます。
> 最終巻を楽しく寂しく待ってます!
and more
『BBB』は長いシリーズだけに、完結を寂しく思って下さる方も大勢いらっしゃるみたいです。ありがたいことです。せめて最終巻では「お別れだけど、会えてよかった」と思って頂けるようなシリーズになれるよう祈っております。
また、『ダン・サリエルシリーズ』の方だと、
> 今まで持っていなかったけどメイドの妖精さんのためにもこの命尽きようと買って見せます!
> あざのさんがそんなにオススメするのであれば、ダン・サリエルシリーズから手にしてみようと思います!
といった、まさに狙い通りなコメントもいくつか(笑)
いやほんと、ありがとうございます。楽しんで頂けたでしょうか?
他にも、コメントでの質問がありましたので、お答えしたいと思います。
> あれっ、あざさんって野球見ます?
おっといきなり変化球だ(笑)
いやまあ、こちらは沖縄の話が出たときの質問ですね。
あいにく野球はあまり見ません。ニュースでやってたら結果だけ見るぐらいでしょうか。
でも、WBCの本戦はテレビにかじりついてました。決勝戦は球史に残る名勝負だったと思います。
> 人が吸血鬼の血を飲めば吸血鬼になり。九龍の血族が血を飲めば、噛まれた者は人も吸血鬼も九龍の血に染まりますよね。では、吸血鬼が他の血族の吸血鬼の血を飲めばどうなるんでしょうか。混血になるのですか。それとも何も起こらないのでしょうか。もしくは混血になる事恐れて飲むことは禁忌なのでしょうか。ずっと気になっていたので教えて頂けると幸いです。 あと、これもちょっと気になったのですが、吸血鬼は吸血鬼の血と人間の血とどっちがおいしく感じるんでしょうか。そんな概念はそもそもないんですかね?
こちらは『BBB』の設定に関する質問ですね。結構ややこしいところなので、他にも疑問に思ってる読者の方はいるかもしれません。ちょっと長くなりますが、お答えしたいと思います。
まず、「吸血鬼が他の血族の吸血鬼の血を飲んでも混血になることはありません」。
吸血鬼が混血になることは、通常ないのです。吸血鬼を混血にするのは、あくまでウォーロック家の魔術の結果なんですね。
ただ、力のある吸血鬼の血を吸えば、吸った吸血鬼の力が増すということはあります。これは、血に込められた力を摂取できるからとお考え下さい。ただし、よほど大量に(吸い尽くす勢いで)吸わない限り、力の増加は一時的なものにとどまります。
また、血を吸った吸血鬼との間には共鳴現象が発生します。これは、ジローが属する『賢者イヴ』以外の血族でも同じです。もっとも、『賢者』の血統以外は、ごく微弱なレベルになります。ジローの強い共鳴は、『賢者』の血が持つ特性なのです。(ちなみに共鳴は、人間とその血を吸った吸血鬼の間にも起こります。これも、基本的に微弱なものです)
あと、「吸血鬼にとって吸血鬼の血と人間の血とどちらがおいしいか」ですが、これは一応「人間の血」になります。「黒き血は本能的に赤き血を求める」という趣旨のことを作中でも書いた……気がします。書いてなかったら済みません。
ともあれ、吸血鬼が吸血鬼の血を吸うことは、なくはないけど珍しい、ぐらいに考えて下さい。(だから短編集の番外編では、互いに血を吸い合うジローとアリスを、カーサが嫌そうに貶しているのです。まあ、あの場合は他にも理由がありそうですが。――うっとうしいとか)
以上、相変わらずわかりづらいですが(笑)質問の答えでした。
そして最後にこんな質問。
>「ダン・サリエル」を買おうかどうか迷っているのですが、参考までに「BBB」一巻のあとがきで「『酒(ブートレガーズ)』、『麻薬(Dクラッカーズ)』ときて、次は『児童虐待(BBB)』か」とおっしゃっていたお友達が「ダン・サリエル」をどう評されたのか教えて下さい。お願いします。
友人「『似非(エセ)』とか『知ったか』でいいんじゃない?」
なんでも、ずぶの素人がわかってる風な音楽論をぶってるから……って、筆者のことかい!
……はい。ひと言も言い返せませんね。
ともあれ、拍手レスでした。
コメント以外でも、拍手して下さった皆さん、ブログを見に来て下さった皆さんも、ありがとうございます!
今後ともよろしくお願いします。
『神曲演界ポリフォニカ ダン・サリエルとイドラの魔術師』と『BLACK BLOOD BROTHERS 10 銀刀出陣』が発売されて十日たちましたが、拍手のコメントでたくさんの感想や応援、購入報告などを頂いております。ありがとうございます。
そんな訳で、今回は拍手コメントのお礼のレスです。
> 面白いっす!ファンっす!
> 買いました&読みました!
> さっそく今日買いましたよ!
> 終始ドキドキしっぱなしでした。
> BBBもサリエルも読みましたよ!
> 最終巻、心より楽しみにしております。
> こんなに次の1か月を長く感じることは、当分ないでしょう。
> 大好きですばかやろう(´;ω;`)
and more
ありがとうございます!
ほんとはどなたももっと長いコメントを頂いてるのですが、ごく一部のみ抜粋させて頂きました。感想&応援等、コメントして頂いた皆さん、ありがとうございました。
また、『BBB』に関しては、こんなコメントも多く頂戴しました。
> 次巻が待ち遠しい一方で、次で終わりかと思うとやっぱり切ないですね。
> BBBはこれまで呼んできたライトノベルでもっとも興奮した作品だと思っています。作品が終わる事は非常に残念です
> 次の巻で終わりなんて辛すぎます。
> 最終巻を楽しく寂しく待ってます!
and more
『BBB』は長いシリーズだけに、完結を寂しく思って下さる方も大勢いらっしゃるみたいです。ありがたいことです。せめて最終巻では「お別れだけど、会えてよかった」と思って頂けるようなシリーズになれるよう祈っております。
また、『ダン・サリエルシリーズ』の方だと、
> 今まで持っていなかったけどメイドの妖精さんのためにもこの命尽きようと買って見せます!
> あざのさんがそんなにオススメするのであれば、ダン・サリエルシリーズから手にしてみようと思います!
といった、まさに狙い通りなコメントもいくつか(笑)
いやほんと、ありがとうございます。楽しんで頂けたでしょうか?
他にも、コメントでの質問がありましたので、お答えしたいと思います。
> あれっ、あざさんって野球見ます?
おっといきなり変化球だ(笑)
いやまあ、こちらは沖縄の話が出たときの質問ですね。
あいにく野球はあまり見ません。ニュースでやってたら結果だけ見るぐらいでしょうか。
でも、WBCの本戦はテレビにかじりついてました。決勝戦は球史に残る名勝負だったと思います。
> 人が吸血鬼の血を飲めば吸血鬼になり。九龍の血族が血を飲めば、噛まれた者は人も吸血鬼も九龍の血に染まりますよね。では、吸血鬼が他の血族の吸血鬼の血を飲めばどうなるんでしょうか。混血になるのですか。それとも何も起こらないのでしょうか。もしくは混血になる事恐れて飲むことは禁忌なのでしょうか。ずっと気になっていたので教えて頂けると幸いです。 あと、これもちょっと気になったのですが、吸血鬼は吸血鬼の血と人間の血とどっちがおいしく感じるんでしょうか。そんな概念はそもそもないんですかね?
こちらは『BBB』の設定に関する質問ですね。結構ややこしいところなので、他にも疑問に思ってる読者の方はいるかもしれません。ちょっと長くなりますが、お答えしたいと思います。
まず、「吸血鬼が他の血族の吸血鬼の血を飲んでも混血になることはありません」。
吸血鬼が混血になることは、通常ないのです。吸血鬼を混血にするのは、あくまでウォーロック家の魔術の結果なんですね。
ただ、力のある吸血鬼の血を吸えば、吸った吸血鬼の力が増すということはあります。これは、血に込められた力を摂取できるからとお考え下さい。ただし、よほど大量に(吸い尽くす勢いで)吸わない限り、力の増加は一時的なものにとどまります。
また、血を吸った吸血鬼との間には共鳴現象が発生します。これは、ジローが属する『賢者イヴ』以外の血族でも同じです。もっとも、『賢者』の血統以外は、ごく微弱なレベルになります。ジローの強い共鳴は、『賢者』の血が持つ特性なのです。(ちなみに共鳴は、人間とその血を吸った吸血鬼の間にも起こります。これも、基本的に微弱なものです)
あと、「吸血鬼にとって吸血鬼の血と人間の血とどちらがおいしいか」ですが、これは一応「人間の血」になります。「黒き血は本能的に赤き血を求める」という趣旨のことを作中でも書いた……気がします。書いてなかったら済みません。
ともあれ、吸血鬼が吸血鬼の血を吸うことは、なくはないけど珍しい、ぐらいに考えて下さい。(だから短編集の番外編では、互いに血を吸い合うジローとアリスを、カーサが嫌そうに貶しているのです。まあ、あの場合は他にも理由がありそうですが。――うっとうしいとか)
以上、相変わらずわかりづらいですが(笑)質問の答えでした。
そして最後にこんな質問。
>「ダン・サリエル」を買おうかどうか迷っているのですが、参考までに「BBB」一巻のあとがきで「『酒(ブートレガーズ)』、『麻薬(Dクラッカーズ)』ときて、次は『児童虐待(BBB)』か」とおっしゃっていたお友達が「ダン・サリエル」をどう評されたのか教えて下さい。お願いします。
友人「『似非(エセ)』とか『知ったか』でいいんじゃない?」
なんでも、ずぶの素人がわかってる風な音楽論をぶってるから……って、筆者のことかい!
……はい。ひと言も言い返せませんね。
ともあれ、拍手レスでした。
コメント以外でも、拍手して下さった皆さん、ブログを見に来て下さった皆さんも、ありがとうございます!
今後ともよろしくお願いします。