30.2012
徳島阿波踊り、前編
Posted by あざの耕平
八月終了までカウントダウン! あざの耕平です。夏が終わる前に更新するよ!
今回はお盆に帰省していたときの写真をご紹介です。
私は田舎が四国の徳島なのですが、だいたい年末年始に帰省して、お盆は帰っていませんでした。夏休みシーズンは飛行機も高いしね。でも、今回は十年ぶりぐらいで、お盆に帰省することになったのです。
で、せっかくなのでなんとかチケットを手配してもらい、阿波踊りを見てきました!(ア、ヤットサー)
最近はこちらの業界だと「マチ☆アソビ」なんかでも有名な徳島。ですが、その最大のイベントは、なんと言っても、やはり阿波踊りでしょう。私は徳島生まれの徳島育ちなので、子供の頃から阿波踊りには親しんできました。家の目の前が祭りの会場になったりしてたしね。小さい頃は「連」と呼ばれる阿波踊りのチームに入って、踊ったりしてもいたのです。
ただ、いわゆる徳島市内の「本番」は見たことがなかった。
徳島の阿波踊りは、だいたい七月に入った頃から県内のあちこちで(それぞれの地元ごとに)祭りが始まり、踊りが踊られるようになります。
そして、それら県内中の「連」が一同に会して徳島駅前一帯で踊り回るのが、ちょうどお盆の時期。8月12日から14日ぐらいにかけてなのです。
毎年他県から観光客が押し寄せ、テレビなんかで報道されるのが、まさにこの「本番」(という呼び方が適当かどうかはさておき……)でして、今回はその見物に行ったときの写真をアップしてみたいと思います。

(徳島駅を降りると、さっそく祭りの雰囲気が)

(私が見たのは、この桟敷)
期間中、徳島駅付近では交通規制がしかれ、町中のいたるところで阿波踊りが踊られます。なので、単に町をぶらついてるだけでも、そこかしこで阿波踊りを見ることが可能。
ただ、見物客が山のようにいるので、落ち着いて見物したいのなら、こうした桟敷のチケットを入手するのがお勧めです。
この桟敷もご覧の通り、道路の両側に作られたもの。夕方になるとここが閉鎖され、この車道のど真ん中を、「連」が踊りながら練り歩いてゆくのです!

(いよいよスタート!)
……む。
素人写真だけ載せると、意外と盛り上がり感が伝わりませんね……。
この時期の徳島駅周辺は、夕方になって祭りが始まると、町中から阿波踊りのお囃子が聞こえてきます。これが、いやが上にも客の心を盛り上げてくれるのです。
その場にいると、ほんと楽しいですよ!
写真じゃわかりづらいかもしれませんが!(笑)
で、阿波踊りには「男踊り」と「女踊り」があります。
まずは後者、女踊りから。

(ばーん)

(ばばーん)

(ア、ヤットサー ※かけ声です)
いかがですか! 華やかでしょ?
阿波踊りの女踊りは、とにかく動きが可憐。かけ声も可愛らしい。上品だけど色っぽいという、見てるだけで世の男どもを幸せにしてくれる踊りです(笑)。
そう言えば、角コミ2012夏のキャンペーンでは、光栄にも我らが夏目が徳島担当になって、こんな格好してましたね!
鈴見先生の素敵なイラストを、皆さんご覧になって頂けました?
そして、女踊りのもうひとつの特徴は、一糸乱れぬ連携です。

(これが一瞬で――)

(こうなる!)
お囃子に合わせてひょいひょいと軽快に向きを変え、位置を入れ替えて踊り続けます。
ちなみに、

(足下はこんな)
踵を浮かせてるのがわかりますか?
実は女踊りでは、履いた下駄の後ろの歯は使わず、つま先と前の歯だけで移動するのです! こうすることでハイヒールと同じような美脚効果が生まれている……はず! 先人の知恵ですね!(ほんとか?笑)

(ヤットヤット~)
そして、次は男踊り。
こちらは女踊りとは対照的に、定型は踏まえつつもそれに囚われない自由な踊りが特徴的。
地味かと思えば大胆で、緩急がダイナミックな踊りです。

(ヨッ)

(ハッ! ……あー、ちょっとぼけた……)
阿波踊りでも男踊りは特に自由な踊りなので、好き勝手踊ってなんぼ。
ただ、ここで踊る「連」になると「お客さんを楽しませてくれる」踊りを意識されているので、ちゃんとレベルの高いエンターテイメントになっています。
「連」ごとに独自色を取り入れたりね。

(これなんかは、小型の獅子舞を使った踊り。他にも凧を模した踊りが有名)
あと、ちびっ子が踊るのも、基本男踊り。

(こんな感じ)
徳島県人はこうして、幼いころから阿波踊りをたたき込まれて育つのです。(半分ほんと)
もちろん、阿波踊り好きなのは徳島県人だけじゃありません。
中にはこんな有名人も。

(「世界ふしぎ発見!」でお馴染み、野々村真さん)
野々村さんのいる「連」は「日立連」。なんと25年連続出場しているのだとか。

(野々村さんから客席に配られた団扇)
あと、忘れてはならないのは、縁の下の力持ちとも言うべき、「鳴り物」隊の皆さん。

(踊り手と一緒に練り歩きます)

(ドンドン、カンカン)
阿波踊りで使われるのは、鉦(かね)、鼓(つつみ)、締太鼓(しめだいこ)、大太鼓(おおだいこ)、笛(ふえ)、三味線(しゃみせん)など。
特に、個人的には鉦(かね)の鋭い金属音なんかは、阿波踊りの特徴みたいで好きです。

(宴もたけなわ……)
と、ちょっと写真が多くなったので、今回はここまでで。
後編に続きます!
今回はお盆に帰省していたときの写真をご紹介です。
私は田舎が四国の徳島なのですが、だいたい年末年始に帰省して、お盆は帰っていませんでした。夏休みシーズンは飛行機も高いしね。でも、今回は十年ぶりぐらいで、お盆に帰省することになったのです。
で、せっかくなのでなんとかチケットを手配してもらい、阿波踊りを見てきました!(ア、ヤットサー)
最近はこちらの業界だと「マチ☆アソビ」なんかでも有名な徳島。ですが、その最大のイベントは、なんと言っても、やはり阿波踊りでしょう。私は徳島生まれの徳島育ちなので、子供の頃から阿波踊りには親しんできました。家の目の前が祭りの会場になったりしてたしね。小さい頃は「連」と呼ばれる阿波踊りのチームに入って、踊ったりしてもいたのです。
ただ、いわゆる徳島市内の「本番」は見たことがなかった。
徳島の阿波踊りは、だいたい七月に入った頃から県内のあちこちで(それぞれの地元ごとに)祭りが始まり、踊りが踊られるようになります。
そして、それら県内中の「連」が一同に会して徳島駅前一帯で踊り回るのが、ちょうどお盆の時期。8月12日から14日ぐらいにかけてなのです。
毎年他県から観光客が押し寄せ、テレビなんかで報道されるのが、まさにこの「本番」(という呼び方が適当かどうかはさておき……)でして、今回はその見物に行ったときの写真をアップしてみたいと思います。

(徳島駅を降りると、さっそく祭りの雰囲気が)

(私が見たのは、この桟敷)
期間中、徳島駅付近では交通規制がしかれ、町中のいたるところで阿波踊りが踊られます。なので、単に町をぶらついてるだけでも、そこかしこで阿波踊りを見ることが可能。
ただ、見物客が山のようにいるので、落ち着いて見物したいのなら、こうした桟敷のチケットを入手するのがお勧めです。
この桟敷もご覧の通り、道路の両側に作られたもの。夕方になるとここが閉鎖され、この車道のど真ん中を、「連」が踊りながら練り歩いてゆくのです!

(いよいよスタート!)
……む。
素人写真だけ載せると、意外と盛り上がり感が伝わりませんね……。
この時期の徳島駅周辺は、夕方になって祭りが始まると、町中から阿波踊りのお囃子が聞こえてきます。これが、いやが上にも客の心を盛り上げてくれるのです。
その場にいると、ほんと楽しいですよ!
写真じゃわかりづらいかもしれませんが!(笑)
で、阿波踊りには「男踊り」と「女踊り」があります。
まずは後者、女踊りから。

(ばーん)

(ばばーん)

(ア、ヤットサー ※かけ声です)
いかがですか! 華やかでしょ?
阿波踊りの女踊りは、とにかく動きが可憐。かけ声も可愛らしい。上品だけど色っぽいという、見てるだけで世の男どもを幸せにしてくれる踊りです(笑)。
そう言えば、角コミ2012夏のキャンペーンでは、光栄にも我らが夏目が徳島担当になって、こんな格好してましたね!
鈴見先生の素敵なイラストを、皆さんご覧になって頂けました?
そして、女踊りのもうひとつの特徴は、一糸乱れぬ連携です。

(これが一瞬で――)

(こうなる!)
お囃子に合わせてひょいひょいと軽快に向きを変え、位置を入れ替えて踊り続けます。
ちなみに、

(足下はこんな)
踵を浮かせてるのがわかりますか?
実は女踊りでは、履いた下駄の後ろの歯は使わず、つま先と前の歯だけで移動するのです! こうすることでハイヒールと同じような美脚効果が生まれている……はず! 先人の知恵ですね!(ほんとか?笑)

(ヤットヤット~)
そして、次は男踊り。
こちらは女踊りとは対照的に、定型は踏まえつつもそれに囚われない自由な踊りが特徴的。
地味かと思えば大胆で、緩急がダイナミックな踊りです。

(ヨッ)

(ハッ! ……あー、ちょっとぼけた……)
阿波踊りでも男踊りは特に自由な踊りなので、好き勝手踊ってなんぼ。
ただ、ここで踊る「連」になると「お客さんを楽しませてくれる」踊りを意識されているので、ちゃんとレベルの高いエンターテイメントになっています。
「連」ごとに独自色を取り入れたりね。

(これなんかは、小型の獅子舞を使った踊り。他にも凧を模した踊りが有名)
あと、ちびっ子が踊るのも、基本男踊り。

(こんな感じ)
徳島県人はこうして、幼いころから阿波踊りをたたき込まれて育つのです。(半分ほんと)
もちろん、阿波踊り好きなのは徳島県人だけじゃありません。
中にはこんな有名人も。

(「世界ふしぎ発見!」でお馴染み、野々村真さん)
野々村さんのいる「連」は「日立連」。なんと25年連続出場しているのだとか。

(野々村さんから客席に配られた団扇)
あと、忘れてはならないのは、縁の下の力持ちとも言うべき、「鳴り物」隊の皆さん。

(踊り手と一緒に練り歩きます)

(ドンドン、カンカン)
阿波踊りで使われるのは、鉦(かね)、鼓(つつみ)、締太鼓(しめだいこ)、大太鼓(おおだいこ)、笛(ふえ)、三味線(しゃみせん)など。
特に、個人的には鉦(かね)の鋭い金属音なんかは、阿波踊りの特徴みたいで好きです。

(宴もたけなわ……)
と、ちょっと写真が多くなったので、今回はここまでで。
後編に続きます!