31.2009
ドラマCD
Posted by あざの耕平
ついに最後のカテゴリ(0)を埋めましょう!
といっても、「Dクラ」は「Dクラ」でも、まずはこっちのご紹介で意表をついてみました。
『Dクラッカーズ ドラマCD』。
なんと「Dクラ」は、ドラマCDになっていたんですねー。
例によってアソシエイトの写真は「No Image」になっていたので、これも手元にあるサンプル盤をアップします。

正直言って、これを聴いたことがある人は、結構少ないんではないでしょうか?(笑)
当時のあとがき(富士見ミステリー文庫版)を見てみますと、
まさに、目を疑う強行!
なんという大胆不敵!
正直、ネタとしか思えません!(それが原作者の言うことか)
ほんとに原作者の言うことじゃねー(汗)
まあ、それだけ驚いたし、嬉しかったってことですね。
せっかくなので、以下あとがきより抜粋して見ます。かなり長いですが、内容の説明にちょうどよいので。
ドラマ三十分に、イメージソング一曲を収録した(イ、イメージソング!?)豪華な内容となっています。もちろん、ジャケットは村崎さんの新作イラストが飾ってくれます。
肝心のお話はというと、『Dクラッカーズ3 祭典』(※富士見ファンタジア文庫版の『DクラッカーズⅡ』のことです)の前半部。本編で描かれなかった裏側を、主人公二人の視点で切り取った形になっています。つまり、梓や景が肉声で喋ってしまうのです!(当然)
いやもう、筆者としては嬉しくて楽しみでなりません。だって、主人公のジャンキーがドラッグをキメてラリったまま悪魔を駆使して敵をやっつけるミステリー小説ですよ? まさかドラマCDになるなんて思わないじゃないですか? ほんと、格好いい企画もあったものです。ケイエスエスは漢です。
というわけでして、ケイエスエスさんの漢っぷりを上げてあげるためにも、ファンの皆さんはバシバシ買ってください。がつんと買ってください。ぜひ買ってください。
……と、ここまで書いても躊躇がある方は多いんでしょうね。
いや、わかりますよ。気持ちはよくわかります。不安なんですよね? イメージが崩れたりしないかとか、過去に買ったドラマCDのトラウマだとか。(スレスレ発言)
そうですね。正直、筆者も同じ思いはあります。でも、それって買ってみないとわからないですよね? 失敗を恐れてたんじゃ、喜びは得られません。作中でも海野千絵が言っています。
「(略)私は思うの。世界で一番大切なものや、絶対に譲れない大事なこと。それはね。ある日突然、誰かから与えられたりしないの。どこかからやって来たりしないの。それは、自分で決めなきゃならないの。自分でこれが大切って選ばないとできないの。(略)」
想像してみてください。
村崎さんが描いたジャケットのCDを手にしたときのことを。ビニールを破いてケースを開ける瞬間のことを。CD本体はどのようなデザインになっていることでしょう? 歌詞カードはどんな作りになっているでしょう? そのCDを慎重に取り出し、自室のプレイヤーにセットします。静かな作動音がしてCDが読み込まれます。再生ボタンを押す感触。その馴染みの感触すら、少しいつもと違います。
そしてPLAY。
スピーカーの奥から聞こえてくる音。音楽CDと違い、最初にどんな音がするかは、想像すらできません。初めに聞こえる音は、なんの音でしょう? それとも、誰かの声? 梓の声か、それとも景の声か? はたまたナレーションか? 話が進むにつれ、小説でしか知らなかったキャラクターたちが次々に登場していきます。景と梓はもちろん、千絵や水原。そして甲斐。そして茜。彼らが登場するたびに、思わずニヤリとすることでしょう。いったい、どのキャラクターが、どんな声で、どんな風な喋り方をすると思いますか? それが想像できますか?
これらの感動はすべて、CDを買わないと味わうことはできないのです。逆に言えば、CDを購入すれば、必ず味わうことができるのです。(なんかキャッチセールスみたいな……)
つまりですね。
ぶっちゃけ、これは『カプセル』なのですよ。
現実世界における疑似カプセル・ワールド。音とイメージの『ぷち王国』なのです。さあ、いざ往かん神秘のアンダーグラウンド。レッツ・トリップ・クラッカーズ!
はしゃいでるなあ、おれ(笑)
でも、実際これくらい嬉しかったのですよ。何しろ私にとっては初のドラマCDでしたので。
このとき景の声を演じて下さった古島清考さんは前から「Dクラ」のファンだったそうで、その後も手紙もらったりして、何回かやりとりをした記憶が。良い思い出です。
ブックレットも格好いいデザインですよ~。
ファンタジア版をお持ちの方は、知らないイラストもいくつかあると思います。
ともあれ、興味のある方はレッツ・トリップしてみて下さい。
といっても、「Dクラ」は「Dクラ」でも、まずはこっちのご紹介で意表をついてみました。
『Dクラッカーズ ドラマCD』。
なんと「Dクラ」は、ドラマCDになっていたんですねー。
例によってアソシエイトの写真は「No Image」になっていたので、これも手元にあるサンプル盤をアップします。

正直言って、これを聴いたことがある人は、結構少ないんではないでしょうか?(笑)
当時のあとがき(富士見ミステリー文庫版)を見てみますと、
まさに、目を疑う強行!
なんという大胆不敵!
正直、ネタとしか思えません!(それが原作者の言うことか)
ほんとに原作者の言うことじゃねー(汗)
まあ、それだけ驚いたし、嬉しかったってことですね。
せっかくなので、以下あとがきより抜粋して見ます。かなり長いですが、内容の説明にちょうどよいので。
ドラマ三十分に、イメージソング一曲を収録した(イ、イメージソング!?)豪華な内容となっています。もちろん、ジャケットは村崎さんの新作イラストが飾ってくれます。
肝心のお話はというと、『Dクラッカーズ3 祭典』(※富士見ファンタジア文庫版の『DクラッカーズⅡ』のことです)の前半部。本編で描かれなかった裏側を、主人公二人の視点で切り取った形になっています。つまり、梓や景が肉声で喋ってしまうのです!(当然)
いやもう、筆者としては嬉しくて楽しみでなりません。だって、主人公のジャンキーがドラッグをキメてラリったまま悪魔を駆使して敵をやっつけるミステリー小説ですよ? まさかドラマCDになるなんて思わないじゃないですか? ほんと、格好いい企画もあったものです。ケイエスエスは漢です。
というわけでして、ケイエスエスさんの漢っぷりを上げてあげるためにも、ファンの皆さんはバシバシ買ってください。がつんと買ってください。ぜひ買ってください。
……と、ここまで書いても躊躇がある方は多いんでしょうね。
いや、わかりますよ。気持ちはよくわかります。不安なんですよね? イメージが崩れたりしないかとか、過去に買ったドラマCDのトラウマだとか。(スレスレ発言)
そうですね。正直、筆者も同じ思いはあります。でも、それって買ってみないとわからないですよね? 失敗を恐れてたんじゃ、喜びは得られません。作中でも海野千絵が言っています。
「(略)私は思うの。世界で一番大切なものや、絶対に譲れない大事なこと。それはね。ある日突然、誰かから与えられたりしないの。どこかからやって来たりしないの。それは、自分で決めなきゃならないの。自分でこれが大切って選ばないとできないの。(略)」
想像してみてください。
村崎さんが描いたジャケットのCDを手にしたときのことを。ビニールを破いてケースを開ける瞬間のことを。CD本体はどのようなデザインになっていることでしょう? 歌詞カードはどんな作りになっているでしょう? そのCDを慎重に取り出し、自室のプレイヤーにセットします。静かな作動音がしてCDが読み込まれます。再生ボタンを押す感触。その馴染みの感触すら、少しいつもと違います。
そしてPLAY。
スピーカーの奥から聞こえてくる音。音楽CDと違い、最初にどんな音がするかは、想像すらできません。初めに聞こえる音は、なんの音でしょう? それとも、誰かの声? 梓の声か、それとも景の声か? はたまたナレーションか? 話が進むにつれ、小説でしか知らなかったキャラクターたちが次々に登場していきます。景と梓はもちろん、千絵や水原。そして甲斐。そして茜。彼らが登場するたびに、思わずニヤリとすることでしょう。いったい、どのキャラクターが、どんな声で、どんな風な喋り方をすると思いますか? それが想像できますか?
これらの感動はすべて、CDを買わないと味わうことはできないのです。逆に言えば、CDを購入すれば、必ず味わうことができるのです。(なんかキャッチセールスみたいな……)
つまりですね。
ぶっちゃけ、これは『カプセル』なのですよ。
現実世界における疑似カプセル・ワールド。音とイメージの『ぷち王国』なのです。さあ、いざ往かん神秘のアンダーグラウンド。レッツ・トリップ・クラッカーズ!
はしゃいでるなあ、おれ(笑)
でも、実際これくらい嬉しかったのですよ。何しろ私にとっては初のドラマCDでしたので。
このとき景の声を演じて下さった古島清考さんは前から「Dクラ」のファンだったそうで、その後も手紙もらったりして、何回かやりとりをした記憶が。良い思い出です。
ブックレットも格好いいデザインですよ~。
ファンタジア版をお持ちの方は、知らないイラストもいくつかあると思います。
ともあれ、興味のある方はレッツ・トリップしてみて下さい。
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