08.2009
ハロウィン・ダイブ
Posted by あざの耕平
めっきり寒くなってきました……と思ったら、最近また暖かかったり、寒暖差の激しい季節ですよね。皆さんも、風邪には十分お気を付け下さい。
さて、今回は先日の日記で書いた、面白い体験について。
有沢さん「来ます?」
あざの「行く!」
てなことで――
スカイダイビングに行って来ました!
もちろん、タンデム(プロの方との二人組)で飛ぶ体験版ですけどね。
企画者は、有沢まみずさん。参加者は、お馴染み鈴木大明神と、井上堅二さん、と私の計四名。
その勇姿がこちらです!

「体験」感全開(笑)
あと、みんなノリノリ。
実を言うと、これまでスカイダイビングとか、そんなに興味はなかったんですよね。
というか、そもそも「自分がやる」という発想がなかのったのです。
だって準備とか大変そうじゃないですか? お金もかかりそうだし、何よりセスナ飛ばしたりと大がかりだし。敷居が高い――と無意識のうちに思い込んでたんで、選択肢に入ってなかったんですよね。
ところが今回、有沢さんが段取りを整えてくれまして、で、これが意外と簡単というか、やろうと思えばできるんだということがわかってしまったのです。
そうなるともう、これは行っとかねばと! 落ちとかんとと!
バンジーも未体験なのに、いきなり命綱なし、高度4000メートルからのダイブです。
(ちなみに、富士山の高さに近いです)
そして当日、10月31日。
奇しくもハロウィンです。幸いなことに天候にも恵まれ、池袋に集合した我々四人は、ダイブする飛行場へと向かいました。
飛行場までは電車で一時間、車で二〇分ぐらいと、結構近場。到着すると周りは「だだっ広い」というのがぴったり来る場所で、他の参加者さんたちがパラシュートなんかをたたんだりしています。考えてみると、こういうのんびりした風景のところに来るのも久しぶりでした。
受付を済ませて自分たちの順番を待っていると、頭上から降りてくる落下傘!
真っ青な空にぽつぽつとカラフルな点が現れ、それがゆっくり、いくつも降りてくる光景は、思わず見入ってしまいます。
否応もなく盛り上がる作家陣!
そして、ジャンプスーツを装着したら、いよいよセスナに搭乗です。
実は私、セスナ機に乗るのもこれが初めて。
スカイダイビング用なのでしょう。ぎゅうぎゅう詰めの機内でもテンションは高まるばかり。
自分を含め、誰か多少は怖がるかと思ってたのですが、
鈴木さん「いいねいいね(`・ω・´)」
井上さん「空挺部隊みてー!(`・ω・´)」
あざの 「おお、夕月が見えるよ!(`・ω・´)」
三人 「イエェー!(`・ω・´)」
ほんとにノリノリ。
言い出しっぺの有沢さんだけ、
有沢さん「コエーよ! みんな変だよ! コエーよ!(;゜д゜)」
なんて言ってましたけどね(笑)
そしてついてダイブです。
機内後部のハッチが開き、一人、また一人と機外に消えていく中、私の順番は一番最後でした。
こんな感じ。
(広角レンズでの撮影です)

ちなみに、私の前にいるまさに飛び降りようとしているのが、鈴木大明神。この期に及んでも、微塵もビビった様子がありません。さすがだ。
そして私の番が回ってきました。
まずは両足を機外に。
目の前は地上4000メートルの上空です。
唸る風。
凍えそうな外気。
自分の前には、ほんとうに、何も、ありません。
ここから飛び降りるとか凄くない? ていうかマジ?――と、いまいちリアリティがないなりに、恐怖というよりは不安の欠片を感じた瞬間。
プロのダイバーさん 「身体反らせて~――はい」
超あっさりダイブ!
ほんとうに、怖さを味わう暇とか全然ありませんでした。
でも……

うおっ!?

おおおー!?

おおおおおおーっ!!
と、一気にダイブ。
最初は身体が萎縮して「どひー!?」って感じ。遊園地にある自由落下とかの、あの感覚です。
しかも、身体が、どこにも、何にも、触れていないというねっ。思えば、生まれてこの方、「身体がどこにも触れていない時間」をあんなに長くはっきりと体験したことはありません。
でも、落下感があるのは、ほんの二、三秒でした。そのあとはすぐに空気抵抗で加速が弱まって、ダイバーの方曰く、「空気に乗る」感じになります。
実はこの感じがスカイダイビングの醍醐味なのですね。ひとつ上の写真はまさにそんな場面でして、とにかく、空を飛ぶというか「空中にいる」感じが、新鮮で、楽しかったです。
見渡す限り空ばっか。
それも、日頃見上げる空ではなく、視線の水平に広がる空です。眼下にあるのも、「地面」ではなく「地球」という感じ。
ただ、風圧は凄い。
高速道路に乗ってるとき、車のサイドウィンドから顔を出したような(と言いつつ絶対にしないで下さい)風というか衝撃でして、迫る地上を見ていたかったのに、まともに下を見ることもできませんでした。写真は顔を隠してますが、相当な間抜け面が映ってます(笑)
叫んでも叫んだ側から猛スピードで落下してくんで、声が頭上に置いていかれる感じですしね。
このときの感想は、
高!
広!
そして、寒!(笑)
まあ、総じて上で書いた、「うおおおー!」が近いのではないでしょうか?
なかなかに爽快、あるいは豪快な時間でした。

上から見るとこんな感じ。

相当ハイテンション(笑)
自由落下時間は、体感で1分ほどでしょうか。
体験版ということもあり、高度1200メートルで、早めのパラシュート展開。
ガクンッと衝撃がきて、今度は「吊り下げられてる」感じになります。

ここからは空中散歩です。
ときどき、フワッと足の裏がゾクゾクするような落下感がありますが、見晴らしはとにかく最高。ここでもやっぱり、広い! 高い! 寒い!! でした。
いま考えると、この時点でも高度1000メートル以上なんですよねー。
パラシュートによる落下は、ざっと5分かもうちょっと短いくらいだった気がします。鈴木さんはここで、ちょっと酔ったみたい。何しろ360度遙か遠方まで見晴らせますし、結構くるくる回るので、地面の方をじっと見ていると確かに酔いそうになります。
でも見ちゃうんですよ。だって、自由落下中はよく下を見れなかったし。航空写真を生で見てるような光景ですしね。
んで、最後は着地。
これも、予想していたような衝撃はほとんどありませんでした。

夕日をバックに最後の一枚。
まだまだノリノリです(笑)
と、こんな感じで体験記を書いてみましたが、どうでしょう? 少しは伝わりましたか?
とりあえず、参加した四人の総合評価としては、
「人生で一回は飛んでおいて損なし!」
でした。
機械があればもう一回体験しときたいかなー。
これまで「自分とは関係ない」と思ってらした皆さんも、もし興味を持たれたようでしたら、チャレンジしてみては如何でしょうか?
本当に、体験しておいて損はない、と思いますよ~。
さて、今回は先日の日記で書いた、面白い体験について。
有沢さん「来ます?」
あざの「行く!」
てなことで――
スカイダイビングに行って来ました!
もちろん、タンデム(プロの方との二人組)で飛ぶ体験版ですけどね。
企画者は、有沢まみずさん。参加者は、お馴染み鈴木大明神と、井上堅二さん、と私の計四名。
その勇姿がこちらです!

「体験」感全開(笑)
あと、みんなノリノリ。
実を言うと、これまでスカイダイビングとか、そんなに興味はなかったんですよね。
というか、そもそも「自分がやる」という発想がなかのったのです。
だって準備とか大変そうじゃないですか? お金もかかりそうだし、何よりセスナ飛ばしたりと大がかりだし。敷居が高い――と無意識のうちに思い込んでたんで、選択肢に入ってなかったんですよね。
ところが今回、有沢さんが段取りを整えてくれまして、で、これが意外と簡単というか、やろうと思えばできるんだということがわかってしまったのです。
そうなるともう、これは行っとかねばと! 落ちとかんとと!
バンジーも未体験なのに、いきなり命綱なし、高度4000メートルからのダイブです。
(ちなみに、富士山の高さに近いです)
そして当日、10月31日。
奇しくもハロウィンです。幸いなことに天候にも恵まれ、池袋に集合した我々四人は、ダイブする飛行場へと向かいました。
飛行場までは電車で一時間、車で二〇分ぐらいと、結構近場。到着すると周りは「だだっ広い」というのがぴったり来る場所で、他の参加者さんたちがパラシュートなんかをたたんだりしています。考えてみると、こういうのんびりした風景のところに来るのも久しぶりでした。
受付を済ませて自分たちの順番を待っていると、頭上から降りてくる落下傘!
真っ青な空にぽつぽつとカラフルな点が現れ、それがゆっくり、いくつも降りてくる光景は、思わず見入ってしまいます。
否応もなく盛り上がる作家陣!
そして、ジャンプスーツを装着したら、いよいよセスナに搭乗です。
実は私、セスナ機に乗るのもこれが初めて。
スカイダイビング用なのでしょう。ぎゅうぎゅう詰めの機内でもテンションは高まるばかり。
自分を含め、誰か多少は怖がるかと思ってたのですが、
鈴木さん「いいねいいね(`・ω・´)」
井上さん「空挺部隊みてー!(`・ω・´)」
あざの 「おお、夕月が見えるよ!(`・ω・´)」
三人 「イエェー!(`・ω・´)」
ほんとにノリノリ。
言い出しっぺの有沢さんだけ、
有沢さん「コエーよ! みんな変だよ! コエーよ!(;゜д゜)」
なんて言ってましたけどね(笑)
そしてついてダイブです。
機内後部のハッチが開き、一人、また一人と機外に消えていく中、私の順番は一番最後でした。
こんな感じ。
(広角レンズでの撮影です)

ちなみに、私の前にいるまさに飛び降りようとしているのが、鈴木大明神。この期に及んでも、微塵もビビった様子がありません。さすがだ。
そして私の番が回ってきました。
まずは両足を機外に。
目の前は地上4000メートルの上空です。
唸る風。
凍えそうな外気。
自分の前には、ほんとうに、何も、ありません。
ここから飛び降りるとか凄くない? ていうかマジ?――と、いまいちリアリティがないなりに、恐怖というよりは不安の欠片を感じた瞬間。
プロのダイバーさん 「身体反らせて~――はい」
超あっさりダイブ!
ほんとうに、怖さを味わう暇とか全然ありませんでした。
でも……

うおっ!?

おおおー!?

おおおおおおーっ!!
と、一気にダイブ。
最初は身体が萎縮して「どひー!?」って感じ。遊園地にある自由落下とかの、あの感覚です。
しかも、身体が、どこにも、何にも、触れていないというねっ。思えば、生まれてこの方、「身体がどこにも触れていない時間」をあんなに長くはっきりと体験したことはありません。
でも、落下感があるのは、ほんの二、三秒でした。そのあとはすぐに空気抵抗で加速が弱まって、ダイバーの方曰く、「空気に乗る」感じになります。
実はこの感じがスカイダイビングの醍醐味なのですね。ひとつ上の写真はまさにそんな場面でして、とにかく、空を飛ぶというか「空中にいる」感じが、新鮮で、楽しかったです。
見渡す限り空ばっか。
それも、日頃見上げる空ではなく、視線の水平に広がる空です。眼下にあるのも、「地面」ではなく「地球」という感じ。
ただ、風圧は凄い。
高速道路に乗ってるとき、車のサイドウィンドから顔を出したような(と言いつつ絶対にしないで下さい)風というか衝撃でして、迫る地上を見ていたかったのに、まともに下を見ることもできませんでした。写真は顔を隠してますが、相当な間抜け面が映ってます(笑)
叫んでも叫んだ側から猛スピードで落下してくんで、声が頭上に置いていかれる感じですしね。
このときの感想は、
高!
広!
そして、寒!(笑)
まあ、総じて上で書いた、「うおおおー!」が近いのではないでしょうか?
なかなかに爽快、あるいは豪快な時間でした。

上から見るとこんな感じ。

相当ハイテンション(笑)
自由落下時間は、体感で1分ほどでしょうか。
体験版ということもあり、高度1200メートルで、早めのパラシュート展開。
ガクンッと衝撃がきて、今度は「吊り下げられてる」感じになります。

ここからは空中散歩です。
ときどき、フワッと足の裏がゾクゾクするような落下感がありますが、見晴らしはとにかく最高。ここでもやっぱり、広い! 高い! 寒い!! でした。
いま考えると、この時点でも高度1000メートル以上なんですよねー。
パラシュートによる落下は、ざっと5分かもうちょっと短いくらいだった気がします。鈴木さんはここで、ちょっと酔ったみたい。何しろ360度遙か遠方まで見晴らせますし、結構くるくる回るので、地面の方をじっと見ていると確かに酔いそうになります。
でも見ちゃうんですよ。だって、自由落下中はよく下を見れなかったし。航空写真を生で見てるような光景ですしね。
んで、最後は着地。
これも、予想していたような衝撃はほとんどありませんでした。

夕日をバックに最後の一枚。
まだまだノリノリです(笑)
と、こんな感じで体験記を書いてみましたが、どうでしょう? 少しは伝わりましたか?
とりあえず、参加した四人の総合評価としては、
「人生で一回は飛んでおいて損なし!」
でした。
機械があればもう一回体験しときたいかなー。
これまで「自分とは関係ない」と思ってらした皆さんも、もし興味を持たれたようでしたら、チャレンジしてみては如何でしょうか?
本当に、体験しておいて損はない、と思いますよ~。